入れ歯|京都市伏見区 いくま歯科医院|一般歯科・予防歯科・歯周治療

〒612-8354京都府京都市伏見区西町389マンション都々路1F
電話アイコン075-605-1082
ヘッダー画像

入れ歯

入れ歯|京都市伏見区 いくま歯科医院|一般歯科・予防歯科・歯周治療

当院の入れ歯(義歯)治療の特長

当院の入れ歯(義歯)治療の特長

当院は開業以来30年を経過したため高齢の患者様が多く来院されておりますので日々数多くの入れ歯の治療を行っております。入れ歯は個々にお口の中の歯茎の状態が違うので、それぞれにあった入れ歯を作るには細かな診断が重要になります。当院では数多くの症例から患者様にあった入れ歯を提案・提供しております。

入れ歯(義歯)について

歯を失った場合の治療オプションには、差し歯、ブリッジ、インプラントのほかに「入れ歯治療」があります。入れ歯には総入れ歯や部分入れ歯など、さまざまな種類が存在し、それぞれの材質や構造も多岐にわたります。これにより、患者さんの個々の希望やライフスタイルに合わせてカスタマイズすることが可能です。
入れ歯は食事を楽しむ、しっかり噛む、話す、笑うといった日常の機能を支える重要な役割を果たします。健康的な毎日を送るためには、口内にぴったりとフィットする入れ歯を製作することが非常に重要です。当院では、患者さん一人ひとりの口内状況に合わせた治療計画を丁寧に立て、十分なカウンセリングを行いながら、一緒に最適な治療方法を選択していきます。

こんなお悩みはありませんか?

  • 入れ歯を装着すると痛みがある
  • 食べ物を食べる際、うまく噛めない
  • 話しにくい、食べにくい
  • 入れ歯がすぐに外れてしまう
  • 入れ歯の外観が気になる
  • 入れ歯から発生する臭いが気になる
  • 頬や舌を噛んでしまい、口内炎ができることが多い

入れ歯にお悩みがある方も、お気軽にご相談ください

入れ歯の種類

保険診療と自費診療で製作する入れ歯の違い

入れ歯には、保険診療の範囲内で製作されるものと、自費診療で製作されるものがあります。保険診療での入れ歯は、保険が適用される素材や製法を用いて製作されるため、コストを抑えることができるというメリットがあります。
これに対し、自費診療の入れ歯は、見た目の自然さや快適なフィット感を追求して製作され、保険適用外の素材を使用し、より複雑な製作工程が行われます。これにより、機能性と審美性が向上しますが、費用は保険診療のものに比べて高くなります。
「コストを抑えて製作したい」というご希望があれば、保険診療での入れ歯がおすすめです。一方で、審美性や快適な使用感を重視する場合は、より精密に製作される自費診療の入れ歯をおすすめします。

保険診療

長所

  • ・保険適用のため、コストを低く抑えることができる
  • ・入れ歯製作の工程が少ないため、通院期間が短い
  • ・プラスチックで製作されるため修理がしやすい

短所

  • ・材質がプラスチックに限られるため、装着時に違和感が生じる可能性がある
  • ・強度や耐久性が低いため、変色や破損が起こりやすい
  • ・温度感覚が鈍いため、食事の味わいが損なわれることがある
自費診療

長所

  • ・使用可能な素材が豊富であるため(金属製、メタルフリー、シリコン製など)個々の好みやフィット感に合わせたカスタマイズが可能
  • ・金属の入れ歯は熱が伝わりやすく、おいしく食事を楽しむことができる
  • ・見た目が自然になる
  • ・強度や耐久性に優れている(変形や破損、変色を起こしにくい)

短所

  • ・治療費が高額になる
  • ・細部にわたって丁寧に製作するため、入れ歯の完成までの多くの工程が必要となり、通院機関が長くなることがある
  • ・修理が難しい場合がある

総入れ歯と部分入れ歯

入れ歯には「総入れ歯」と「部分入れ歯」の2つのタイプがあります。
「総入れ歯」は、多くの歯を失った場合に使用され、上下どちらか一方の顎(あご)全体をカバーするタイプの入れ歯です。この入れ歯は、顎に接触する部分(床)と人工歯で構成されています。保険診療で製作される総入れ歯では、床は合成樹脂で作られ、人工歯にはプラスチック素材が使用されます。一方、自費診療では、より多くの素材が選択可能です。たとえば、床にはチタンなどの金属が使用されたり、人工歯には見た目が自然なセラミックが使用されたりすることがあります。
「部分入れ歯」は、一部の歯を失った場合に使用されるもので、残っている天然歯とともに、歯の本来の機能を回復するように設計されています。このタイプの入れ歯は、欠損部分の両隣にある天然歯に金属のバネ(留め具やクラスプとも呼ばれる)をかけて固定することで安定させます。保険診療で作成する場合、留め具は金属製ですが、自費診療を選択すれば、金属を使わずに更に自然な見た目の留め具を選ぶことも可能です。

入れ歯製作の流れ

1

問診・カウンセリング

患者様一人ひとりに最適な入れ歯を提供するために、個々のご要望、口内のお悩み、ライフスタイルについて詳しくヒアリングを行います。その上で、お口の状態を丁寧に検査し、それに基づいた治療計画を立てていきます。

2

個人トレーの製作

実際の入れ歯製作においては、まず患者さんの口内の形状に合わせた大まかな型(個人トレー)を作成します。

3

精密な型取り

2で製作した個人トレーを使用してさらに精密な型を取ります。この型から「咬合床」と呼ばれる土台を作製します。

4

噛み合わせの決定

咬合床を用いて患者さんの噛み合わせ位置を採取します。これを「咬合採得」と呼び、患者様の顎の上下の位置関係を正確に調べて決定します。

5

仮入れ歯の製作

人工歯を適切に排列し、ロウを使用して仮入れ歯を製作します。入れ歯の高さの再現性や外観、見た目やフィット感などを確認します。

6

入れ歯の完成

仮入れ歯の調整を行った後、本入れ歯の素材で製作します。完成した入れ歯を患者さんの口内に合わせてフィットするかを確認します。

7

調整

入れ歯は、装着しているだけのときと食事をしているときで異なる動きをします。特に新しい入れ歯は、初めて歯肉に装着された状態では完全になじんでいないため、実際に使用している中で問題点を確認し、患者さんがしっかりと噛めるようにするために、入れ歯を調整する必要があります。一般的に、個人差はありますが、入れ歯の適切なフィット感を確保するためには3~4回程度の調整が必要とされます。

料金表

保険診療による入れ歯:レジン床義歯

項目 料金
3割負担 3,000円~
1割負担 1,000円~
  • 保険適用の義歯で、総入れ歯および部分入れ歯に対応可能で、コストを抑えることができます。
  • 治療できる範囲が広く、ほとんどの症例で使用することが可能で、治療期間も比較的短いです。
  • 使用される材質は主にプラスチックで、修正や修理が容易というメリットがあります。しかし、その一方で耐久性に欠け、破損や脱落が生じやすく、温度感覚が鈍くなるというデメリットも伴います。また、臭いや汚れが付着しやすいという欠点もあります。
  • 厚みがあり使用時に違和感が出ることがあります。
  • 部分入れ歯の場合、金属のバネ(留め具、クラスプ)が視覚的に目立つことがあります。

上記費用は目安であり、症例によって前後することがあります。

自費診療による主な入れ歯:チタン床義歯(総入れ歯)

項目 料金
チタン床義歯 250,000円~(税込)

チタンを使用した義歯床は生体親和性が高く、異物感が少ないため、義歯をつけたときの違和感が軽減されます。また、チタンは温度感覚に優れており、臭いがつきにくく、耐久性も高いため、破損するリスクが低いです。
さらに、チタンは金属アレルギーのリスクが低いというのも特徴の一つです。

自費診療による主な入れ歯:ノンクラスプデンチャー(部分入れ歯)

項目 料金
ノンクラスプデンチャー 140,000円~(税込)

ノンクラスプデンチャーは、従来の部分入れ歯と異なり、金属のバネ(留め金)を使用せずに設計されています。このタイプの入れ歯は、歯ぐきに近い半透明の素材から作られており、見た目が自然で目立ちません。樹脂でできていて、軽量で弾力性があって装着時の違和感が少なく、快適に使用できます。

上記費用は目安であり、症例によって前後することがあります。