高齢者歯科|京都市伏見区 いくま歯科医院|一般歯科・予防歯科・歯周治療

〒612-8354京都府京都市伏見区西町389マンション都々路1F
電話アイコン075-605-1082
ヘッダー画像

高齢者歯科

高齢者歯科|京都市伏見区 いくま歯科医院|一般歯科・予防歯科・歯周治療

当院の高齢者歯科の特長

当院は長年地域に根差した診療を行ってきました。それゆえにお互いに年齢を重ねて、いわゆる高齢者の患者様が増えてきました。そのかたたちの健康寿命を支えるためにスタッフ全員で取り組んでおります。当院では危険を伴う入り口でのスリッパへの履き替えを廃止して医院内すべてお履き物のまま移動が可能です。あらゆるところに手すりを付けたり、入り口の段差には電動のリフトを設置、診療代は上る必要のない脚折れタイプを設置しております。体調の管理に血圧測定やSPO2の計測、血糖値の測定などもすぐに可能です。

高齢者歯科とは

中高年以降の方は、生活習慣病をはじめとする内科疾患を患っていることが多く、また超高齢化社会を迎え、何らかの基礎疾患(持病)をお持ちのご高齢の方も急増しています。こうした方は、その疾患のために十分な歯科治療を受けることができず、お口の健康が損なわれているケースが少なくありません。
高齢化が急速に進む日本において、高齢者が安心して適切な歯科診療を受けることができるよう、その重要度が増しています。
「持病があるから歯科治療ができない」ということはほとんどありません。
何らかの病気があり、歯科治療を受けることに不安がある方は、ぜひ、お気軽にご相談ください。

高齢者のお口の特徴

年を取るとお口の中にも変化が現れます。
歯のトラブルや病気は、目の見えない部分や、わからないところで着々と進行しています。

1.歯と歯周組織が変化する

歯と歯肉の境目がすり減ったり、歯肉が退縮したり、むし歯ができやすくなります。

2.舌や口腔粘膜が変化する

年を取ると、舌や粘膜に変化があらわれ、唾液の分泌量が減ります。
その結果、口臭の原因や味覚障害などを引き起こします。

3.歯肉の炎症が起きやすい

歯肉が退縮したところに、歯垢や歯石が付着したり、入れ歯があたる刺激などで炎症が起きたりします。

4.入れ歯が合わなくなる

入れ歯を使い続けると、歯の部分がすり減ったり、自分の歯や歯肉の状態が変化して合わなくなったりすることがあります。合わない入れ歯を使い続けると、食べ物が噛みにくくなったり、口の中を傷つけたりする原因にもなります。

5.お口の中に
細菌が増えやすくなる

お口の中は適度な温度と湿度が保たれています。
そのため、歯や入れ歯の面に付着した細菌を積極的に取り除かないと最近の培養器となり細菌が増えてしまいます。

高齢者歯科の必要性

心身に負担をかけず、より安全に

「歯の治療は痛くて恐い」というイメージをもたれている方は多いのではないでしょうか。この「痛くて怖い」というイメージは、病気をお持ちの方やご高齢の方などでは、なおさら強くなります。場合によっては歯科治療への不安やストレスが全身疾患を進行させてしまうことさえあります。このような方に治療内容や使用する器材・薬剤などを工夫して、心身ともになるべくご負担をかけずに、より安全に歯科治療を行うのが大切です。

生涯にわたって豊かな人生を送るために

一昔前は、内科疾患を有する方への麻酔を必要とする歯科治療は、危険を伴うという理由から、必要最小限にとどめる傾向がありました。しかし近年においては積極的に治療する方向に変化しています。その背景には、医療機器や医療技術の進歩(監視モニターなどの開発)により、リスクを抑えながら治療ができるようになったことや、歯科疾患と全身疾患(糖尿病、嚥下性肺炎、心内膜炎など)との関連性が解明されてきたことなどがあります。
QOL(生活の質)の向上といったニーズが高まってきたことも大きな要因です。
お口は、食事のために使うだけではなく、会話や意思表示などにも不可欠であり、笑うことや歌うこと、愛情を表現するといった人とのコミュニケーションにも深く関わっています。
生涯にわたって豊かな人生を送るためにお口の機能を維持することは、高齢化社会における歯科医療の大きな役割といえます。

高齢者歯科の診療の特徴

1.全身状態の評価

歯科治療を開始する前に全身状態や疾患の程度を把握し、治療計画を立てます。
必要に応じ、かかりつけの医師に問い合わせを行い、病気の種類や重症度、現在服用している薬などについて情報提供を受けます。この情報連携は、抜歯などの侵襲の高い処置がどこまで行えるかを評価する際にとても重要です。

2.緊急時に備えた医療設備

降圧剤、昇圧剤、抗不整脈薬、ステロイド剤などの救急薬剤やAED(自動体外式除細動器)、救急蘇生用医療器材を常備し、緊急時に備えた体制を整えています。

3.全身管理に精通した
歯科医師による治療

全身状態が悪い方や重症度の疾患を有する方の治療は、全身管理のトレーニングを受けている歯科医師(歯科麻酔専門医や口腔外科専門医)が担当します。

ケアを行い、お口の健康維持ができると、自分の歯でしっかり噛んで充実した食生活を送ることができます。
また、よく噛むことで脳神経細胞の働きが活発になり認知症予防にもつながると言われています。
ずっと健康で過ごすために、「年を取ったから…」と諦めずに、お口のお悩みなんでもご相談ください。