歯を白くする方法は? ~クリーニングとホワイトニングの違い~
- 2026年10月6日
- コラム
目次
歯を白くするには?
こんにちは!伏見区の歯医者、いくま歯科医院です。
白くきれいな歯は、口元を明るく見せ、笑顔の印象にも大きく関わります。「最近、歯の黄ばみが気になってきた」「昔より歯がくすんで見える」「もっと自然に白い歯にしたい」と感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
歯を白くする方法にはいくつかありますが、歯の表面に付着した汚れを落とす方法と、歯そのものの色を明るくする方法では目的が異なります。
今回は、歯を白くする代表的な方法である「クリーニング」と「ホワイトニング」について、それぞれの違いや特徴を詳しくご紹介します。

歯が黄ばんで見えるのはなぜ?
歯が黄ばんだり、くすんで見えたりする原因は一つではありません。
コーヒー、紅茶、緑茶、ワイン、カレーなど色の濃い飲食物を日常的に口にしていると、「ステイン」と呼ばれる着色汚れが少しずつ歯の表面に付着します。また、喫煙によるヤニも歯の着色の原因になります。
一方で、歯そのものの色がもともと黄色みを帯びていたり、年齢とともに歯の内部にある象牙質の色が目立つようになったりすることもあります。
つまり、歯を白くしたい場合は、まず「表面の汚れ」が原因なのか「歯そのものの色」が原因なのかを確認することが大切です。

歯のクリーニングで本来の色を取り戻す
歯のクリーニングは、専用の器具やブラシなどを使用して、歯の表面に付着したプラークや着色汚れを取り除く方法です。
コーヒーやお茶などによるステインが原因で歯がくすんで見えている場合、クリーニングを行うことで、歯本来の自然な色やツヤを取り戻せることがあります。
ただし、クリーニングは歯そのものを漂白するものではありません。そのため、生まれつきの歯の色より白くしたい場合には、ホワイトニングを検討します。
また、歯石は歯磨きでは取り除くことができません。定期的に歯科医院でクリーニングや歯石除去を受けることは、見た目だけでなく、むし歯や歯周病の予防という面でも大切です。

ホワイトニングで歯そのものを明るくする
「歯本来の色よりも、もう少し白くしたい」という方に適しているのがホワイトニングです。
歯科医院で行うホワイトニングでは、専用の薬剤を使用し、歯の内部にある色素を分解することで歯を明るくしていきます。歯を削って白くする方法ではないため、天然歯をできるだけそのまま残しながら、口元の印象を明るくしたい方に選ばれています。
ホワイトニングには、主に「オフィスホワイトニング」と「ホームホワイトニング」があります。

オフィスホワイトニング
オフィスホワイトニングは、歯科医院で行う方法です。歯にホワイトニング剤を塗布し、使用するシステムによっては専用の光を照射しながら施術を行います。
比較的短期間で白さを実感しやすいため、
・写真撮影やイベントを控えている
・自宅で毎日続けるのは難しい
といった方に向いています。
ただし、希望する白さによっては複数回の施術が必要になることもあります。また、ホワイトニング後に一時的に歯がしみることがあります。
ホームホワイトニング
ホームホワイトニングは、歯科医院で専用のマウスピースを作製し、ご自宅でホワイトニング剤を入れて装着する方法です。
オフィスホワイトニングよりも時間をかけて少しずつ歯を明るくしていくため、自然な白さを目指しやすいことが特徴です。使用時間や期間はホワイトニング剤によって異なるため、歯科医師や歯科衛生士の指示に従って使用することが大切です。
また、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを組み合わせて行う方法もあります。
ホワイトニングで白く美しい歯に|いくま歯科医院|京都市伏見区の一般歯科・予防歯科・歯周治療

ホワイトニングですべての歯が白くなるわけではありません
ホワイトニングは、基本的に天然歯に対して効果を発揮します。そのため、すでに入っている詰め物や被せ物などの人工物は、ホワイトニングをしても色が変わりません。
また、抗菌薬の影響などによる強い変色は、一般的な黄ばみと比べて白くなりにくいことがあります。神経を取った歯が黒っぽく変色している場合も、通常のホワイトニングとは異なる方法が必要になることがあります。
歯の変色の原因によって適した方法が異なるため、まずは歯科医院で状態を確認することがおすすめです。
市販の歯磨き粉だけで歯は白くなる?
ホワイトニング歯磨き粉と表示された商品も多く販売されていますが、歯科医院で行うホワイトニングとは仕組みが異なります。
一般的な歯磨き粉は、歯の表面に付着した着色汚れを落としたり、着色しにくくしたりすることが主な目的です。そのため、ステインによるくすみを改善することは期待できますが、歯そのものの色を大きく明るくするものではありません。
また、強い研磨力のある歯磨き粉を過度に使用すると、歯の表面に負担をかけることもあります。ご自身の歯の状態に合ったものを選ぶことが大切です。

クリーニングとホワイトニング、どちらを選べばいい?
「歯を白くしたい」といっても、原因や希望する白さによって適した方法は異なります。コーヒーやお茶などによる着色汚れが気になる場合には、まずクリーニングがおすすめです。
一方で、「クリーニングをしてもまだ黄色く感じる」「自分の歯本来の色よりさらに明るくしたい」という場合には、ホワイトニングを検討します。
また、むし歯や歯周病がある場合には、先に治療が必要になることもあります。

歯を白くした後もメンテナンスが大切です
クリーニングやホワイトニングで歯がきれいになっても、その状態が永久に続くわけではありません。日常生活の中でコーヒーやお茶、色の濃い食べ物などを摂取すれば、少しずつ着色は起こります。
ホワイトニング後も、時間の経過とともに少しずつ色戻りが起こるため、白さを維持するには定期的なクリーニングや必要に応じた追加のホワイトニングが大切です。
また、毎日の歯磨きを丁寧に行い、歯の表面に汚れを残しにくくすることも、きれいな口元を維持するポイントです。

歯を白くする方法についてのよくある質問
クリーニングだけで歯は白くなりますか?
歯の表面にステインやヤニなどの着色汚れが付いている場合は、クリーニングによって歯本来の色に近づけることができます。ただし、歯そのものの色を本来より白くすることはできません。その場合はホワイトニングを検討します。
ホワイトニングは何回くらいで白くなりますか?
白くなる程度や必要な回数には個人差があります。もともとの歯の色、希望する白さ、選ぶホワイトニング方法によって異なるため、事前に歯科医院で相談することがおすすめです。

ホワイトニングをすると歯が痛くなりますか?
ホワイトニング中や施術後に、一時的に歯がしみる「知覚過敏」のような症状が出ることがあります。多くの場合は一時的ですが、しみ方が強い場合には使用時間や薬剤について歯科医師・歯科衛生士に相談してください。
むし歯があってもホワイトニングできますか?
むし歯や歯ぐきの炎症がある場合は、先に治療を行うことがあります。むし歯がある状態でホワイトニング剤を使用すると、しみたり痛みが出たりする可能性があるため、まずお口の状態を確認することが大切です。
ホワイトニングの白さはずっと続きますか?
ホワイトニングの効果は永久ではなく、食生活や生活習慣によって少しずつ色戻りします。定期的なクリーニングや追加のホワイトニングを行うことで、白さを維持しやすくなります。
まとめ
歯を白くする代表的な方法には、クリーニングとホワイトニングがあります。
クリーニングは、歯の表面に付着したステインや汚れを取り除き、本来の歯の色を取り戻す方法です。一方、ホワイトニングは歯そのものの色を明るくする方法です。
「歯を白くしたい」と思ったときに、いきなりホワイトニングを始めるのではなく、まずは黄ばみやくすみの原因を確認することが大切です。表面の着色であればクリーニングだけで十分きれいになることもありますし、歯そのものの色が気になる場合にはホワイトニングが適しています。
白くきれいな歯は、口元を明るく見せ、笑顔に自信を持つきっかけにもなります。「クリーニングとホワイトニングのどちらが合っているかわからない」「自分の歯はホワイトニングで白くなる?」「どのくらいの白さを目指せる?」など、気になることがございましたら、いくま歯科医院までお気軽にご相談ください。


